炭素級のスピードの熱爆発を起こせる大物ストックカー「ホットリングヘルファイア」で道を炎のように走り抜け、ホットな気分になってみませんか?このブラヴァドの最新作は南サンアンドレアススーパーオートで好評発売中です。
(ロード画面での解説)
ホットリングヘルファイアは勝利しか知らない人のための車です。 ポールポジションで激しく揺れながら目覚め、表彰台の一番上でシャンパンを浴びながら眠りにつくような人々です。 でもそれがすべてでないとしたらどうでしょう?頂点のさらに先があるとしたら? そんなことが可能なのかはわかりませんが、もしそこにたどり着けるのだとしたら、 そこへ連れていってくれるのはこの車だけです。
(Southern Sanandreas Super Autosでの解説)
「サンアンドレアスの傭兵」アップデートで追加されたホットリングヘルファイア。ホットリングは常に進化し続けています。21世紀のストックカーを見ていきましょう。
車両データ
メーカー:ブラヴァド(Bravado)
名称:ホットリングヘルファイア(Hotring Hellfire)
分類:スポーツカー
駆動方式:FR
乗車定員:2人
購入価格:$1,810,000
モデル車の考察
ブラヴァド ガントレットヘルファイアのホットリングレーサー版で、モデルはダッジ チャレンジャー SRT TA2ですかね。アメリカのスポーツカーレースであるトランザムシリーズ、そのTA2クラス用に作られたチャレンジャーです。
ホットリングレーサーもセイバー・エヴァロンと来て、この車で3台目。やはりアメリカ舞台のゲームですから、アメリカンモータースポーツの車が充実していくのは良いことです。
走行性能
総合的な性能は他のホットリングレーサーとそこまで変わらないですね。ただ、よくチェックしていくと走りの特性などは違いを感じます。
加速性能は良好。ストレートスピードもスポーツカーカテゴリーで上位に入ります。トラクション性能はホットリングレーサーなのであまり良くはないですね。ホットリングレーサーで比べると、最高速は若干エヴァロンに分がありますが、加速はヘルファイアの方が良さそうでしょうか。どちらもセイバーよりはストレートスピードが速いです。
コーナリング面は他のホットリングレーサーと比べても癖があるというか、グリップの限界がかなり低いですね。ステアリングを雑に切るとどこでもオーバーステアが出る感じで、特にRのキツイコーナーなんかではインに張り付いていられないです。正直言ってコーナーで勝負できる車ではなく、セイバーにもエヴァロンにもコーナリング面では遅れを取るでしょう。エアロ的には一番コーナー強そうな見た目なんですけどね笑。
ただ、エアブレーキが付いているおかげなのかブレーキ性能は他2台と比べてかなり良いですね。なのでコーナーそのものではなく、立ち上がり重視のストップ&ゴーで勝負できれば結構いい走りが出来るんですが、残念ながらホットリングレースでそういう走り方が求められるようなコースがほぼ無いので、頑張ってコーナーで車体を押さえつけてストレートで追い上げる戦いになると思います。
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— 麻乃ヨルダ (@yolda2s) September 14, 2023
(ちなみにモデルの車両についているエアフラップはこうやってブレーキに使うものではなく、スピン時などに開いてダウンフォースを失ったマシンが浮き上がらないよう押さえつけるために装備されています)
ポテンシャルは劣るけど他2台と比べたら乗りやすいセイバー、ストレート重視でコーナーでの動きが固いエヴァロン、加速とストレートスピードはあるけどコーナーで最も不安定なヘルファイア、という感じでしょうか。ホットリングレースで普通に走らせるとエヴァロンが一番速そうですかね。
自分のタイムアタック記録
救急ドリフト 0:58.126
カスタマイズ
レーシングカーなので改造できる部分は少ないですね。最低限の小物で味付けしていきましょう。
フロントバンパーにはモデルの車両と同じようにダンパーが付けられます。他にもルーフにフィン、シャーシの項目でトランクフィン、ルーフにアンテナと、ストックカーらしいパーツを付けたりできます。マフラーはクロームカラーに変える差分のみ。
スポイラーはステーの形を変えたGTウイング、ダックテイルが用意されています。ただ、ダックテイルは黒と透明のものしかなく、普通にメイン・サブカラー適用のものが無いのがちょっと残念ですね。
サスペンション変更による車高の下げ幅は初期の車かと思うくらい微々たるもので、殆ど違いが分かりません。
サブカラーはロールケージに適用されます。ボディーペイントなどと合わせていきましょう。
ボディーペイントはお馴染みの企業ペイントが約30種たっぷりと用意されていて、セイバーやエヴァロンのものをただ流用しているのではなくそれぞれデザインが変更されていて気合が入っていますね。流石はホットリングだぜ。
現在ホットリング車両は3台有って、それぞれにボディーペイントが用意されているわけですが、実は同じ企業のペイントでカーナンバーが連番になったりしています。詳しくは【GTAオンライン】ホットリング車両のゼッケンを並べてみよう!の記事で。
感想
ホットリングレースが好きなので、新しいホットリングレーサーを追加してくれて非常に嬉しいですね。ボディーペイントも新規のものが用意されていてやる気が感じられるのがグッド。
しかし、折角の新しいホットリングレーサーなのになんとも言えない性能なのがモヤッとするところです。せめてストレートかコーナーか、ハッキリとした武器があれば良かったんですが。総合力でトラックのエヴァロンの方が速いってのは、ねぇ?
あと、ヘルファイアと同時にホットリングレースの追加も来るかな〜と思ったら追加なしで、10周年記念と被ったからかホットリングレースの2倍ボーナスも来なくて、イマイチホットリングを推したいのかそうでもないのか分からない登場となりましたね笑。
また、エヴァロンと同時に実装されたホットリングレースでヘルファイアが使えるよう調整されていたのに、初期のセイバーと共に実装されたレースではヘルファイアが使えるようになっていない(し、未だにエヴァロンも使えない)という、初期のホットリングレースが忘れられている状況なのも悲しいところ。忘れ去りたいのか遊んでほしいのか、どっちなんだい!
フォトギャラリー
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ベース車両→GTA5/GTAオンライン車図鑑「ブラヴァド ガントレットヘルファイア(Bravado Gauntlet Hellfire)」
ホットリング繋がり→ホットリングセイバー、ホットリングエヴァロン
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