The Vapid Flash GT Sports car.
This highly customizable American-engineered hatchback is now available at Legendary Motorsport in #GTAOnline.https://t.co/A2vyEDQpfK pic.twitter.com/EmYO2r28Az
— Rockstar Games (@RockstarGames) 2018年4月17日
近所を運転していると、ふとアスファルトに突っ込みたい衝動に駆られることはありませんか?医者にかかれば精神療法が必要だと言われるでしょうが、ヴァピッドなら別の提案をします。あなたに必要なのは自分に合った車なのです。具体的には、スピードと、バラバラに破壊される危険と常に隣り合わせの狂気を兼ね備えたハッチバックが必要です。さあ、治療を始めましょう。
(Legendary Motorsportでの解説)
「南SAスーパースポーツシリーズ」アップデートで追加されたフラッシュGT。ついに登場した新型ラリーカーです。見た目通りにパワフルな走りを見せるモンスターマシンを見ていきましょう。
目次
車両データ
メーカー:ヴァピッド(Vapid)=つまらない(英語)
名称:フラッシュGT(Flash GT)=閃光(英語)
分類:スポーツカー
駆動方式:AWD
乗車定員:2人
購入価格:$1,675,000
モデル車の考察
モデルはフォード フォーカス Mk3(後期型)でしょうか。ただ、ボディ全体がエアロで武装されていることと、内装が競技仕様にされているのを考えると、設定は現代のラリー用もしくはラリークロス用の車両だと思われ、その点ではフォード フィエスタの要素も入っていると思います。ボディーペイントにもフィエスタがモデルだと思われるものがありますし。なので、「フォーカス Mk3がWRC仕様になったら」みたいな車でしょうか。オムニスに近い設定の車ですね。
フラッシュという名前の車は過去作のSAでもありましたが、あちらは日産のパルサーGTI-Rをモデルにしていたのでこの車とは関連性がなく復刻というわけではなさそうです。名前をとってきただけですかね。フォーカス(Focus:焦点)ともフィエスタ(Fiesta:祝祭)とも関連性はありません。繋がりはFから始まるワードってことくらいです。Fワードって書くと意味合いが違って聞こえるな。
ボディーペイントの元ネタ
ラム・レーシング11は、フーニガン・レーシング(Hoonigan Racing)のフィエスタ GYM3がモデルでしょう。この車だけでなく、ドリフトタンパにもラッガ・ラム(Ragga Rum)のボディーペイントがありますが、そちらもケン・ブロックが駆るフーニガン・レーシングの車両がモデルになっています。
走行性能
これまで登場したラリーカーモデルの車の中では最高のマシンだと思います。その操作感は「落ち着いたGB200」といった感じです。ラリーカーの進化を感じられていいですね。
とは言え「落ち着いたGB200」です。強烈なトラクションとコーナリング性能は、機敏すぎて持て余してしまう方もいると思います。スペックを使い切るにはそれなりのテクニックが必要です。特にダート・グラベルでは、調子に乗ってアクセルを踏みすぎると簡単に明後日の方向へ跳ねていきます。
性能自体はかなり高いので、特性さえ掴んでしまえば低速コースで凄まじい速さを発揮できるでしょう。人を選ぶマシンですが、自信があれば是非。
カスタマイズ
元々エアロパーツで武装しているため、外装パーツは多くありません。種類はそれなりにあるように見えますが、どれも元のスタイリングにちょい足しするくらいのパーツや、サブカラー・カーボンバージョンの分で多いように見えるだけで、外装は殆ど変えられないと思っていいです。
ただ、ボディーペイントは非常に豊富で、上記のジムカーナ系や、ラリーカー系の企業ペイントが多く用意されているので、ペイントで個性を出していきましょう。車高は結構大きく変えられるので、仕様に合わせて調節できますね。グラベルで走らせたいなら高め、ターマックで走らせたいなら低めに設定するとそれっぽくなります。
感想
スーパーカー並みの値段でマジかよと思いつつも即決で買いました。ラリーカーには目がありません。今後もラリーカーが登場したら迷わず買うのでよろしくお願いしますロックスター様。
それにしても、この車はエアロが本当にカッコいいですね。オムニスも同じようにエアロで武装していますが、あちらが旧車らしい取って付けたような外装なのに対し、フラッシュGTは元々の造形を活かしつつ大型化させた、現代らしいスマートな改造ですね。長い月日を経て再びラリーカーがゴテゴテエアロを身につけるようになったのは面白いです。
ちなみに、この車には「左側のヘッドライトとライトカバーが無い」という変な不具合があるんですが、普通にライトは付くし、言われないと気づかないレベルなので僕は気にしていません。しかしよく分からん不具合だ。この不具合が発生していることも、修正されずにそのまま実装されていることも。
モデル車について
フォード フォーカス
98年までフォードのワークスチームはWRCの参戦車両にエスコートを使用していたが、99年からはフォーカス Mk1を投入。しかし、最新技術を満載させたマシンは戦闘力こそ高かったものの信頼性に欠け、ドライバーはマシントラブルに泣かされることが多かった。その後もライバルに押されて散発的な活躍に留まるものの、開発は進み着実に実力をつけていく。そして、05年の最終戦からはフォーカス Mk2を投入し、06年と07年にはフォードがマニファクチャラーズチャンピオンを獲得。フォーカスはフォードにWRCタイトルをもたらした。3代目であるMk3はWRCでの活躍こそないが、そのスポーツモデル(RS)は高い戦闘力を誇るハッチバックカーとして活躍している。
フォード フィエスタ
2011年からWRCの車両規定が変わり、フォードはベース車両をフォーカスからフィエスタに変更。デビュー戦で勝利を飾るなど幸先の良いスタートを見せたが、強力なライバルに阻まれタイトルには恵まれなかった。だが、17年には4季連続チャンピオンとなっていたセバスティアン・オジェがステアリングを握り、見事WRCを制覇。チャンピオンカーの仲間入りを果たした。また、フィエスタはWRCのトップカテゴリー以外にも、下位カテゴリー、ラリークロスなど多くのラリーステージでベース車両として使われ、ラリーストから高い評価を得ている。
フォトギャラリー
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