GTA HDユニバース

GTA5/GTAオンライン車図鑑「オセロット パライア(Ocelot Pariah)」

投稿日:2018年9月3日 更新日:

このスポーツカーはまさに憧れのマドンナ。アバンギャルドなボディにすり寄って来ることもなければ、最初のドライブからダッシュボードをまさぐらせてくれるようなこともありません。堂々としていて、洗練され、ある意味で超然とすらしています。この車は選ばれた運転者にしかその魅力を見せてくれません。それでも長く運転していると、いつしか他の人類に対する絶対的な優越感を感じるようになるでしょう。そうして初めて「パライアに乗っている」と言えるようになるのです。

(Legendary Motorsportでの解説)

「強盗:ドゥームズ・デイアップデート」で追加されたパライア。あまりに美しく、驚くほど速いスポーツカーです。イギリスとイタリアが手を組んだ1台を見ていきましょう。



車両データ

メーカー:オセロット(Ocelot)
名称:パライア(Pariah)=社会ののけ者(英語)
分類:スポーツカー
駆動方式:FR
乗車定員:2人
購入価格:$1,420,000

モデル車の考察

全体のモデルはアストンマーティン ヴァンキッシュ ザガートですかね。ヴァンキッシュをモデルにした車はマッサクロ、リンクスライデンと多く存在しますが、特別モデルのザガートをモデルにした車は初めてですね。

フロントマスクにフェラーリ 812 スーパーファストとフェラーリ ポルトフィーノ、テールライトやフロントバンパーなどにダッジ バイパー(3代目)の要素が含まれ、超高級スポーツカーの合わせ技という感じです。

今作では812 スーパーファストでイタリGTO、バイパーでバンシー(+バンシー900R)と、こちらもモデル繋がりの車がいくつかあります。

走行性能

凄まじいストレートの鬼です。なんと、最高速度がスポーツカーカテゴリどころか、スーパーカーカテゴリを含めても第1位。ブースト付きの車両を除けば直線最速のマシンなので、レースでは無類の強さを誇ります。

その代わり、コーナリング性能には癖がありオーバーステアが強め。特に低中速域では大パワーによるホイールスピンも含め、簡単にリアを滑らせてしまいます。アクセルワークには注意を払いましょう。

カスタマイズ

改造パーツはそれなりに多め。特にフロントバンパーは、パーツを変えれば812風にも、ポルトフィーノ風にも、バイパー風にもなる多様なラインナップ。好みで付け替えましょう。

ストライプ系のみですがボディーペイントもあります。シンプルながら洒落たデザインでいいですね。

感想

癖のあるコーナリング性能と、どこまでも伸びる直線加速という見事な直線番長。と言っても、慣れてしまえばコーナーで暴れるパライアを手懐けるのは難しくないので、乗りこなす腕さえあれば確実にパライアがスポーツカー最速でしょう。このカテゴリーでは頭一つ抜けた速さです。

勿論、その性能に合わせてお値段はスーパーカー並み。トータルバランスはスーパーカーには及ばないので、ただ速い車を求めるなら同価格帯のスーパーカーを買った方がいいでしょう。スポーツカーとしては圧倒的ですが、同じ値段でスーパーカーが買えてしまうとなると、ちょっと悩ましい車ですね。



モデル車について

アストンマーティン ヴァンキッシュ ザガート

過去に何度もアストンマーティンと手を組み車体のデザインを行ってきたイタリアのザガートが、アストンマーティンの代表モデルの1つであるヴァンキッシュを新たな領域に導いた。元々はコンセプトカーとして発表されたモデルだったが、反響の大きさに99台の限定生産が決定。8500万円という価格でありながら、発表時点で全て売約済みという人気ぶりだった。その美しいボディは全てがカーボン製となっている。

フェラーリ 812 スーパーファスト

F12の跡を継ぐフェラーリのFRスポーツカー。名前の812は「800馬力のV12エンジン」を意味し、フェラーリ史上最もパフワフルなエンジンを持つマシンとなった。パワフルなエンジンが一際目を引く812だが、高度な電子制御システムがアシストする走りは非常に懐が深く、限界走行にもクルージングにも対応する万能さが大きな売り。ピュアスポーツにもGTカーにもなれるオールマイティーな高性能車である。

フェラーリ ポルトフィーノ

カリフォルニアTの後継車にあたるフェラーリのクーペカブリオレ。名前はイタリアで最も美しい町と言われている港町「ポルトフィーノ」から名付けられ、この車の発表会もポルトフィーノで行われた。基本的な造りはカリフォルニアTのものを踏襲しつつ、全体的に性能が向上。剛性が強化されつつ軽量化されたボディ、更に洗練された電子制御システムにより、スーパーカーさながらの走りを実現した。

ダッジ バイパー(3代目)

2010年に2代目バイパーの生産が終了してから2年。バイパーが進化を遂げて帰ってきた。伝統のロングノーズ・ショートデッキスタイルはそのままに、細部まで見直されたボディは、強く軽く空力特性も向上。エンジンにも手が加えられ、8.4LのV10エンジンは650馬力を発生する。ブランド戦略の都合で最初の2年は「SRT バイパー」の名で、その後は「ダッジ バイパー」の名で販売された。

フォトギャラリー

関連コンテンツ

あなたの愛車を記事に載せませんか?→【GTAオンライン】衝撃!PS4版でエディターが使えなくなる!?〜当ブログに愛車の写真大募集!

ヴァンキッシュ繋がり→リンクスライデン

812繋がり→イタリGTO

バイパー繋がり→バンシー900R

レース用の車を選ぶなら→【GTAオンライン】レースで勝つならこの車!各カテゴリー最強のマシンはどれだ

速さを検証→【GTAオンライン】検証!各カテゴリー最強のマシンはどれだけ速いのか

これまでのGTA5/GTAオンライン車レビューまとめはこちら



-GTA HDユニバース

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

GTA5/GTAオンライン車図鑑「フィスター ネオン(Pfster Neon)」

フィスターが電気自動車市場に参入することは誰もが予想していましたが、そのインパクトは驚くべきものでした。一度でもネオンに乗れば、ほかの電気自動車は電池式の草刈り機のように感じることでしょう。革命の波に …

GTA5/GTAオンライン車図鑑「ジルコニウム ジャーニー2(Zirconium Journey Ⅱ)」

ジャーニーはかなりの苦戦を強いられ、ジルコニウムは精一杯の努力をしましたが、どれほどファミリー向けの広告を打っても、何組の幸せなカップルに新婚旅行に使ってもらっても、州全体でハッパを売りまわる車という …

GTA5/GTAオンライン乗り物図鑑「ウェスタン デスバイク(Western Deathbike)」

下水溝に直面するデス・エンジェル。 (Arena War TVでの解説〜アポカリプス) 正体がなんであろうと、好戦的。 (Arena War TVでの解説〜宇宙都市) 捨てられたピスワッサーのボトルが …

GTA5/GTAオンライン車図鑑「エナス ハントレー S(Enus Huntley S)」

クラシックなイギリス製高級車のスタイルと質の高さに、高性能SUVの機能性を搭載した「ハントレーS」は、イギリスとアメリカが融合を果たした唯一の成功例と言えるでしょう。 (Legendary Motor …

GTA5/GTAオンライン車図鑑「ペガッシ イグナス(Pegassi Ignus)」

支配や権力はお好きですか?セールスチームの誰かに自分の足の指をなめさせながら「リチウムイオン・スーパーキャパシター」と何度も言わせてみたくありませんか?そんなあなたに朗報です。レジェンダリー・モーター …

ブログを書いている人

ブログを書いてる人↓

「麻乃ヨルダ」と申します。カードゲームオタクです。連絡やメッセージはツイッター(@yolda2s)へ。

ブログ内検索

カテゴリー

2018年9月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930