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GTA5/GTAオンライン車図鑑「デクラス ヴァモス(Declasse Vamos)」

投稿日:2019年3月22日 更新日:

サンアンドレアス各地のショールームにデクラス ヴァモスが登場し、ついに自由を得る時が来ました。髪を切り、絞り染めの着物を脱ぎ捨て、オーガニックな幻覚剤の実験はもうやめにしましょう。60年代の素晴らしさは、このシンプルなコンパクトカーに全て集約されています。

(ロード画面での解説)

信じられないかもしれませんが、ヴァモスの歴史は1960年に実用的で安価なコンパクトカーとして始まりました。しかしその後の10年で素晴らしいことが起きたのです。ヴァモスは実家を出て、V8エンジンやファストバックとつるむようになりました。ホイールベースが長くなり、グリルが拡張され、ボンネットは夏中恋人といちゃつけるほど長く平らになり、今やすっかり問題児の仲間入りを果たしています。

(Southern Sanandreas Super Autosでの解説)

「アリーナ・ウォーズ」アップデートで追加されたヴァモス。生き残るためには手段を選ばなかったマッスルカーです。時代に翻弄された1台を見ていきましょう。



車両データ

メーカー:デクラス(Declasse)
名称:ヴァモス(Vamos)=行こう、進もう(スペイン語)
分類:マッスルカー
駆動方式:FR
乗車定員:2人
購入価格:$596,000

モデル車の考察

モデルはシボレー ノヴァの第3世代ですね。解説文の「コンパクトカーとして始まり〜」の話も、初代ノヴァはコンパクトカーとして誕生したものの他社のポニーカーにシェアを奪われ、ノヴァ自身も過激なポニーカーへキャラクターを変えていったことを揶揄したものです。他にも第2世代・第4世代のノヴァの要素も含まれているように見えます。

名前のVamosはスペイン語で「行こう」「進もう」などの意味を持つ言葉ですが、これはモデルのNovaがスペイン語で「動かない」を意味し、スペイン語圏でノヴァの売れ行きが悪くなった原因ではないか、という有名な話のパロディでしょうね。実際には都市伝説に過ぎない話らしいですが。

ボディーペイントの元ネタ

白のサイドストライプはアメリカのレーシングドライバーであるDon Yenkoが手掛けた“Yenko Deuce”のノヴァがモデルだと思われます。

ほんとに安全?は、映画「デス・プルーフ in グラインドハウス」で登場するシボレー ノヴァがモデルですね。「ほんとに安全?(Sure It’s Safe?)」という台詞が劇中で出てきます。ボンネットにデカデカとドクロのマークが入っていますが、ボンネットの項目でボンネット中心からインテークやラムパイプが飛び出すようなパーツを選択すると、ドクロが小さくなり全面に移動します。ドクロさんの細かい配慮が光りますね。



走行性能

非常に乗りづらいマッスルカーです。ポテンシャル自体は高めで、上手く走らせることが出来ればマッスルカーでも上の方に来る性能なんですが、とにかく乗りこなすのに一苦労です。

加速性能はマッスルカーの平均クラスといった感じで、ホイールをスピンさせながら勇ましく加速していきます。最高速はカテゴリー内で中間クラス。ストレートスピードに関してはまずまずといったところでしょう。

問題はハンドリング面で、これがかなり独特の反応を示します。ハンドルを曲げたと思えば穏やかに向きが変わっていくのですが、その反応が少し残るような感じでステアリングがすぐにニュートラルに戻りません。バスやトラックなどの大型車両を運転するのと近い感覚があり、細かい向きの調整が困難で、直線を走っていてもバシッと方向が定まらずストレスが溜まります。

また、低中速域ではマッスルカーらしくオーバーステアに悩まされるかと思えば、高速域に入ってくると重心が高いのかハンドルを思いっきり切って曲がるだけで内側の車輪が浮いて横転します。トドメにブレーキの性能も悪く、特にスピードが落ち始めてから停止するまでに時間が掛かります。サスペンションを変えたりしてもこういった悪い癖は収まりません。マッスルカーならではの乗りづらさと言えるのかもしれませんが、愛情でカバーしきれるか怪しいレベルの乗りづらさです。

ボディの強度も低めで、ぶつけるとどんどんパーツが取れては車体が凹んでいきますが、この点に関してはアーマーによってかなり改善されます。とはいえ車体が重くなるとより運転が難しくなるので、それを踏まえてアーマーの強度を選びましょう。

カスタマイズ

マッスルカーとして欲しいパーツは大体網羅している感じで、マッスルカー好きなら満足の行くラインナップでしょう。

フロントバンパーは定番のチンスポイラーが用意されていて、リアバンパーにはウィリーバーが用意されています。ウィリーバーにはパラシュートが付いているものもあり、流石にパラシュートを開くことはできませんがドラッグマシンっぽい雰囲気を出すことができます。

スポイラーは小さめのリアスポイラーからダックテイル、ストックカーやドラッグカーに付いているようなスポイラーにGTウイングと多彩なラインナップ。ボンネットも真ん中がせり上がっているものやバグキャッチャーが飛び出しているものなど、マッスルカーなら定番のパーツがしっかりと揃っています。

グリルの項目ではグリルのデザインを変えられる他、内側でタービンが回っているのが見えるバージョンに変更することもできます。タービンはシングルとツインがあり、停車時はちゃんと止まっていて芸が細かいですね。

ルーフは純正だとハードトップですがソフトトップに変更することができます。フェンダーの項目ではトリムを削除したり厚めのオーバーフェンダーを付けたりと痒いところに手が届くラインナップ。

ロールケージの項目ではロールケージとNOSを付けるだけでなく、助手席を取っ払ったスタントゲージも用意されています。前述のデス・プルーフに出ていた“対死仕様”っぽい感じに出来るので、このスタントゲージがちゃんと用意されているのもポイント高いですね。

サブカラーはトリム部分全体に適用されていて、メインカラーと合わせたり別のカラーにすることで個性を出すことができます。個人的にはクロームにしてキラキラと光らせるのが高級感あって好きですね。

ボディーペイントはストライプ系、ファイヤーパターン、錆ペイント、レースカー風のものが揃っていて、マッスルカーでやりたい仕様はほぼなんでも出来るラインナップになっています。強いて言えばローライダー風のものがありませんが、それでも十分すぎるほどこの車の魅力を引き出せるペイントが揃っていると言えますね。

感想

見た目がカッコいいしカスタマイズの幅も広く、ビジュアルだけならマッスルカーの中でも最高クラスの1台と言えるんですが、如何せん乗りにくすぎますね。この手のマッスルカーの中で一番乗りづらい車なんじゃないですかね。「これも味があるねぇ」と大人ぶりたいところではあるんですが、高速でぐわんぐわんと車体が左右に揺れてどこかに吹っ飛びそうになるとそんな余裕は無くなります。ドライバーに神経使わせすぎ。とにかく見た目“は”最高のマッスルカーです。



モデル車について

シボレー ノヴァ(第3世代)

1961年、シボレーから「シェビーII」という名前のコンパクトカーが登場した。コンパクトなボディにV8を積んだシェビーIIはサンデーレーサーを中心に人気を集め、シボレーのヒット作となった。しかし、同社のカマロを始めとするポニーカーたちが世に出回ると、シェビーIIの購買層の興味はポニーカーに移っていった。これを受けて、シェビーIIの3代目はそれまでサブネームだった「ノヴァ」を正式名称とし、大規模なモデルチェンジを行い過激な走りが魅力のポニーカーに変貌した。生まれ変わったノヴァの反撃が始まるかに思えたがライバルたちの牙城を崩すには至らず、更に1974年にはオイルショックが始まったことで燃費の悪いノヴァは為す術なく低迷してしまった。

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