プロジェン イタリGTBの完成されたバランスを見て、それでも改良すべき点を見つけられるのは、いわゆる天才だけです。ベニーが処方されている鎮静剤に依存しているのは事実ですが、彼が天才であることに変わりはありません。彼なら瞬く間にカーボンファイバーシャーシの素っ裸な状態までパーツをそぎ落とし、ワイルドなほど巨大なスポイラーを見せびらかしながら、母なる自然が意図したとおりにコースを疾走できるマシンに変貌させることができるでしょう。
(ロード画面での解説)
プロジェンの新型車・イタリGTBに乗るのは、機嫌の悪い山猫を抱くような体験です。レース用に軽量化され、ドでかいスポイラーを搭載した山猫を抱くような体験を望むお客様は、ベニーに改造してもらいましょう。
(Benny’s Original Motor Worksでの解説)
「カーディーラー」アップデートで追加されたイタリGTB。プロジェンのエントリーモデルとして開発された車です。フォーミュラカーのノウハウが盛り込まれた1台を見ていきましょう。
車両データ
メーカー:プロジェン
名(Progen)称:イタリGTB(Itali GTB)
分類:スーパーカー
駆動方式:AWD
乗車定員:2人
購入価格:$1,189,000
メーカー:プロジェン(Progen)
名称:イタリGTB・カスタム(Itali GTB Custom)
分類:スーパーカー
駆動方式:AWD
乗車定員:2人
カスタム費:$495,000
備考:イタリGTBをベニーズに持ち込みアップグレードすることで入手
モデル車の考察
そのデザインとメーカーがプロジェンなことから、モデルはマクラーレン 570Sですかね。車体のデザインはトリオン ネメシスの要素も多く含まれています。
過去作では初代GTAにフェラーリ 348GTSをモデルにした同名の車が登場していました。今作では全くフェラーリと関係ないマクラーレンがモデルなので単に過去作から名前を持ってきただけでしょう。
なお、初代GTAにはイタリGTOという名前の車が居て、こちらはランボルギーニ ミウラがモデルの車でした。競合するイタリアンスーパーカーの2台を同じような名前で出すという明確なライバル関係が感じられましたが、GTAオンラインでは後のアップデートでフェラーリ 812スーパーファストをモデルにした車がイタリGTOの名前で登場。モデルもライバル関係もぐちゃぐちゃな状態で初代の車が登場するという不思議な状態になってしまいました。
更にフェラーリ SF90 ストラダーレをモデルにするイタリRSXも登場し、イタリはすっかりグロッティ車のブランドに。GTAオンラインで一番最初に登場したこのイタリGTBが一番イタリっぽくない車になってしまっています。「イタリ」とはなんなのか。
「契約」アップデートではドクター・ドレーが登場しましたが、ミッションの中でこのイタリGTBが登場します。ドレーの愛車の1台なのでしょう。
走行性能
価格を考えると追加車両のスーパーカーにしてはかなり安いイタリGTBですが、性能は中々のもの。ノーマル状態だと値段相応ですが、フルカスタムすることで性能が大きく向上します。
加速性能も最高速も同価格帯の車と比べると高め。コーナリング面はアンダーステアがかなり強いですが、ホイール(タイヤ)の交換などでグリップ力を上げると改善され高速コーナーに強い車になります。
カスタムの方は若干ではありまずが全体的に性能が底上げされたような印象で、加速と最高速が僅かに伸び、軽量化されたのかハンドリング性能が向上しています。ただ劇的に走りが変わるわけではないので、カスタムの効果は性能アップより改造範囲を広げる効果の方が大きそうです。
カスタマイズ
豊富なエアロパーツが揃っていて、外観のカスタマイズの自由度はかなり高いです。エアロだけならノーマルのイタリGTBでも十分に満足できるレベルです。
カスタムはこちらもエアロパーツが充実していて、ノーマルと使いまわしではなく少し違ったパーツが揃えられているのが凄いですね。更に細かい部分の改造が出来るようになり内装も弄れるようになって自由度は更に高まっています。
ボディーペイントは競技車両風のものが揃っていてどれもスタイリッシュ。イタリGTBのデザインによく似合ったものが揃っていますね。
感想
性能の割りに値段が安く、改造パーツも豊富で楽しめる車ですね。割りと癖はあるのでエントリーモデルとして有用かはさておいて、スーパーカーの中では安めの価格で楽しめる車だと思います。ベニーズでカスタムをしなくても十分良い車なので、カスタムするかはお好みで。
モデル車について
マクラーレン 570S
マクラーレン・オートモーティブのエントリーモデルに設定された「スポーツシリーズ」の第1弾。スーパーカーセグメントに位置するP1や650Sと比べれば、スポーツカーセグメントに位置する570Sは大人しい車になっているが、そこはやはりマクラーレン車。十分に怪物と言えるマシンに仕上がっている。ミッドシップにマウントされるV8ツインターボエンジンは名前と同じ570馬力を発生。カーボンファイバー製のモノコックシャシー「モノセルII」を採用し車重は1,313kgの軽量さを実現。F1マシンで培われたノウハウはこの車にもふんだんに盛り込まれている。
フォトギャラリー
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