アグライアの誘惑、カラーを着けた黄色の犬、ブラヴァド ガントレットレトロ・カスタム。芸術作品の中には寸分の隙もない完璧さを誇るものがあります。ただし、ベニーにかかればそれも別の話です。車に数々のチューニングを施す余地があるのなら、無謀なまでの創造的な衝動に逆らうのは芸術性に対する冒涜に他なりません。カスタムはベニーズ・オリジナルモーターワークスにお任せください。
(Benny’s Original Motor Worksでの解説)
「ロスサントス・サマースペシャル」アップデートで追加されたガントレットレトロ・カスタム。ビーチに羽ばたく伝説の鳥を目撃したことはありますか?誰よりも大きな翼を持つ1台を見ていきましょう。
目次
車両データ
メーカー:ブラヴァド(Bravado)
名称:ガントレットレトロ・カスタム(Gauntlet Classic Custom)
分類:マッスルカー
駆動方式:FR
乗車定員:2人
購入価格:$1,430,000(ガントレットレトロ:$615,000+カスタム費:$815,000)
備考:ガントレットレトロをベニーズに持ち込みアップグレードすることで入手
モデル車の考察
初代ダッジ チャレンジャーをモデルにするガントレットレトロに対し、こちらのモデルは初代ダッジ チャージャー デイトナ及びその兄弟車のプリマス スーパーバードですね。専用フェイスの「シャーク・ノーズ」と、超大型リアウィングの「ゴールポスト・ウィング」が大きな特徴となっています。ガントレットレトロ・カスタムにはウィングが付いていませんが、改造パーツにはデイトナとスーパーバードを思わせる巨大ウィングが用意されています。
「ロスサントス・サマースペシャル」アップデート後、何故かベニーズのサイトでガントレットレトロだけが在庫に表示されない状態になっていましたが、次週のクイックアプデで表示されるようになりました。サイトには表示されないけどベニーズに持っていけば問題なくカスタムできる、まるで裏メニューのような状態になっていたのでよかったです。
ボディーペイントの元ネタ
No.38「Barracho」はリチャード・ペティが駆るロードランナースーパーバードがモデルだと思われます。
No.55ラリーレーサーはボビー・アリソンが駆るチャージャー デイトナがモデルだと思われます。
No.81「BILGECO」はボビー・イサークが駆るチャージャー デイトナがモデルだと思われます。
No.03「DEMONOIL」はディック・ボウンが駆るロードランナー スーパーバードがモデルだと思われます。
No.05トライトーンはラモ・ストットが駆るロードランナー スーパーバードがモデルだと思われます。
No.03ホットショット・テンションはサル・トベージャが駆るロードランナー スーパーバードがモデルだと思われます。
走行性能
大体の部分は元のガントレットレトロと変わらず、扱いやすいマッスルカーとなっています。しっかりとトラクションが効いてコーナーも安定しています。
変更されているのは加速性能と最高速で、ベースよりも鋭い加速と伸びた最高速を楽しめます。性能アップのためにアップグレードを選ぶのも有効な選択肢となるでしょう。
カスタマイズ
ベニーズ車両だけあってパーツの数はとても豊富。巨大なリアウイングは勿論、ノーズコーン、スプリッター、ヘッドライトカバー、ルーフ、ウィンドウブレースなど、見えるところには一通りのパーツが用意されていて細かに調整することができます。元のガントレットレトロもカスタマイズが楽しい車でしたが、こちらはそれ以上かもしれません。
ボディーペイントは上で紹介したようなレースカー仕様のものが大半で、残りはデイトナとスーパーバードを思わせるシンプルなペイントが用意されています。ストリート風かレース風か好きなものを選びましょう。
感想
数あるマッスルカーの中でもやっぱりデイトナとスーパーバードのこの造形は唯一無二ですよね〜。自分がこれらの車を知ったのは多分グランツーリスモ2だったと思うんですけど、「なんか色々でっけぇ車がある!」と興奮していたのを覚えています。そんな車を再現する車がGTAに出てきてくれて、いよいよこんな車までGTAに来てくれたか〜とちょっと感慨深いような。
性能もカスタマイズ面も満足行く内容ですが、一つだけ惜しい点があるとすればリトラクタブルライトを固定式に変更できないこと。これができたら「ワイルド・スピード EURO MISSION」に出てきたドミニクのチャージャーにすることが出来たのにな〜と思いました。まぁライトの機構をパーツ毎に変更するのは技術的に厄介なのかもしれないので、ここは我儘なつぶやきということで。
モデル車について
ダッジ チャージャー デイトナ(初代)
1969年、前年のNASCARでフォードに敗北を喫したダッジは、チャージャー500を進化させたチャージャー デイトナを投入する。NASCARのプレミアムイベントであるデイトナ500とその開催地のデイトナビーチの名を冠したこの車は、NASCARのタイトル奪取のため過激なまでの空力改善が図られた。それを一目で理解させるのが、前方に取りつけられた専用ノーズと後方に取りつけられた超巨大リアウィングである。
デイトナを始めとするエアロで武装された車両たちは「エアロ・ウォーリアーズ」と呼ばれNASCARで数多くの勝利をもぎ取ったが、レース速度の高速化と開発費用の高騰が問題となり、1971年にNASCARはレギュレーション変更によりエアロカーを規制。絶大なインパクトを与えたエアロカーは僅か2年でNASCARから姿を消すこととなった。
フォトギャラリー
関連コンテンツ
ガントレットシリーズ→ガントレットレトロ、ガントレットヘルファイア
アップグレードできる場所→【GTAオンライン】ベニーズ・オリジナルモーターワークスについて
他のワイルド・スピード関連の車→【GTAオンライン】ワイルド・スピードに出てきた車と似ている車まとめ
他のセルベーサ・バラーチョがスポンサーの乗り物→【GTAオンライン】アルコール飲料メーカーのペイントがある乗り物まとめ
これまでのGTA5/GTAオンライン車図鑑まとめはこちら