
なぜイギリス製のSUVを買うのか?理由はたくさんあります。「実はこれ、4WDなんだ」と言いたくてたまらないのかもしれません。あるいは詳しくない友人相手にブートやボンネット、フロントガラス、ウインカーについて得意げに語り、彼らを困惑させたいのかもしれません。あるいはこれほど平凡でつまらないものにお金を払いながら、それでもなお他人を見下すという考えに喜びを感じているのかもしれません。あるいは無根拠な特権意識に憧れていて、自分のブランド構築のために車が欲しいのかもしれません。あるいは毎年7月4日に、花火ランチャーを持った異常な酔っ払いたちの格好の標的となり、あなたの赤、白、青の死体の上に星条旗を放たれることを望んでいるのかもしれません。Eストライドなら、あなたも大きな夢を抱きながら、小さくドライブすることができます。
– ミサイルのロックオン・ジャマー利用可能
(Southern San Andreas Super Autosでの解説)
「コルツ・センター強盗」アップデートで追加されたEストライド。オセロットがまともだった最後の時代、走りの楽しさを感じさせるクロスオーバーEVが人々の賞賛を集めました。アメリカ人の暮らしを見守る1台を見ていきましょう。
車両データ
メーカー:オセロット(Ocelot)
名称:Eストライド(E-Stride)
分類:SUV
駆動方式:AWD
乗車定員:4人
購入価格:$1,425,000
モデル車の考察
モデルはジャガー I-Paceですかね。ヘッドライトはフェイスリフト後の同社のFタイプ、リア周りの処理はE-Paceっぽく、ジャガーの同年代の車の要素も混ぜられているようですね。
I-Paceはジャガー初の電気自動車で、アメリカではWaymoが自動運転タクシーのベース車に使用しておりメジャーな存在です。ノウ・ウェイの自動運転タクシーはビバナイトではなくEストライドをベースにすればよかったのでは?とGTAユーザーたちが言っているようですが、本当にそう思います。
ボディーペイントの元ネタ
走行性能
速さは普通、走りはちょっと面白い、そんなEVです。期待するほどのもんじゃありませんが、期待していないとちょっぴり喜ばせてくれます。
加速性能はイマイチ。EVでありながらエンジン(モーター)をチューニングしても大した加速にならず、静かなガソリンエンジン車といった感じで大人しく加速していきます。最高速も高くありません。トラクション性能は流石EVの4駆、グイグイ急坂を登っていきます。
コーナリング面は全く癖が無く、重たい車体を感じさせずスムーズに曲がっていきます。若干アクセルオンでアンダーが気になるくらいで、軽量なコンパクトSUVかと思ってしまう操作感。ブレーキの効きも良好。
車高を下げると若干コーナリングの安定感が上がりますが、元の操作感が良いのでそれほど違いは分かりません。明らかに変化が生まれるのはスポイラーの装着で、ダウンフォースが効くコーナーだと曲がりすぎてインにぶつけるくらい旋回性能が良くなります。中々EVでは無いオモチャ感で面白いですね。
ボディーの強度は普通。ぶつけると相応に凹んでいきます。モーター駆動ですが動力源の判定がフロントにあるようで、前をガンガンぶつけているとすぐにフロントから煙を吹き出します。遠慮なくガツガツ走らせるならアーマーを強化しても良いかも知れませんね。
自分のタイムアタック記録
救急ドリフト 0:58.492
カスタマイズ
ハッキリ言います。しょうもないパーツだらけです。カスタムはほぼ楽しめないものと思ってください。
フロントバンパーの項目は無くスプリッターが用意されています。電気自動車のSUVにスプリッターというだけでも不穏ですが、全くサイズ感の合わない巨大スプリッターしか付かないので想像をさらに超えたしょうもなさです。リアバンパーはディフューザーのみと、これまた何を目指しているのか意味不明。
ボンネットはバリエーションがいくつか用意されていてここはまぁまぁオシャレ。ミラーはなんとも言えない数種類のバリエーション。スカートはいつもの板系で存在感無し。

(バグでミラーがアシンメトリーになっちゃってます)
ルーフはルーフレール、ルーフラック、ルーフボックスにサーフボードと色々あって、この車で唯一面白いカスタム項目。サンストリップは無駄に3企業の黒白ハチマキが用意されていて気合があります。
スポイラーはルーフ部分に付くものとトランク部分に付くもので色々ありますが、10種類くらいあってどれもダサいのが凄いですね。あまりにもボディー形状と馴染まない取って付けたようなスポイラーが並んでいます。まともなのはダックテイルくらい。
サスペンション変更による車高の下げ幅はまぁまぁ。それなりに下がるんですけど腰高感は変わらない程度の下げ幅で、タイヤハウスのスカスカ感といいオフセットといい中途半端さが否めません。なんとも褒めづらい低さ。
ペイントはメインカラー・サブカラー・トリムカラーが用意されていて、サブカラーの適用は差分パーツのみとなっています。
ボディーペイントはストライプ系、お洒落なモダンアート系、企業ペイントなど。Waymoのタクシーのようなシンプルなものがなく、「別にこの車でそういうカスタムせんでもなぁ」と思ってしまうペイントしかありません。最初から最後までどうカスタムしてほしいんだか伝わってこない車でした。
感想
軽快な走り以外に特筆すべきことが何も無く、だいぶ虚無な1台です。タクシーペイントがあれば「自動運転タクシーだ!」の一芸だけで戦えたと思うんですが、それすら無いので本当に虚無です。まぁ、この何も無さを活かしてロールプレイの自家用車にしてフツーの生活を楽しもうくらいは思いつくか。何か使い道が思いつかない限りは、140万ドルも出して買う車じゃないですよ。
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