
ハイパーカーマニアや仮想通貨投資家や石油王たちは皆、グロッティがクラシックな自然吸気エンジンを搭載したハイパーモダンなGTカーを作るべきかという議論に夢中で、実際にそれが可能かどうかを気にしていませんでした。しかし結局のところ、彼らの優先順位は正しかったのです。なぜなら答えはイエスだから。最初の疑問への答えもイエスです。では、ダウンタウンのペントハウスを借り換え、子供の大学資金に手をつけてまで今すぐ1台買うべきかという疑問への答えは?ご想像の通りです。
– ミサイルのロックオン・ジャマー利用可能
(Legendary Motorsportでの解説)
「コルツ・センター強盗」アップデートで追加されたカルトゥッチャGT。世界がリベラルの方言を真に受けて十数年、世間はようやく環境活動家の鳴き声を聞くよりもV12エンジンの快音を聞く方が幸せになれると気づきました。クラシカルな体験を楽しむ1台を見ていきましょう。
車両データ
メーカー:グロッティ(Grotti)
名称:カルトゥッチャGT(Cartuccia GT)
分類:スポーツカー
駆動方式:FR
乗車定員:2人
購入価格:$2,395,000
モデル車の考察
モデルはフェラーリ 12(ドゥーディチ)チリンドリですかね。ヘッドライトは同社のF80っぽさがあり、フェラーリ含め様々なスーパースポーツの要素が混ぜられているようです。
12チリンドリはフェラーリのフラッグシップクーペ・スパイダーの系譜に連なる車で、812スーパーファストの後継機にあたります。今作では812スーパーファストをモデルにする車としてイタリGTOが登場しているので、カルトゥッチャGTはイタリGTOの後継機となるでしょう。ややこしいイタリネームが付かなくて良かった笑。特徴的な車体のフォルムはデイトナをオマージュしていて、GT750をリスペクトして作られていそうですね。
Cartucciaはイタリア語で「銃のシリンダー」を意味する言葉です。12Cilindriがイタリア語で「12気筒」を意味する言葉なので、シリンダー繋がりでこの名前を付けたのでしょう。
しかしイタリア車の語感の良さと、日本語に訳した時の大した意味の無さは相変わらずですね。ドゥーディチ・チリンドリなんて凄い意味があるのかと思いきや「12気筒」ってエンジンの形式そのまんまの名前なんですから。「トヨタ・チョクロク」みたいなもんですよ。Cilindriも単にCylinderをイタリア語で言ってるだけですからね。
ボディーペイントの元ネタ
走行性能
イタリGTOの後継機だけあって走りの質感はかなりイタリGTOに近いですね。お上品なイタリGTOです。
加速性能は高く、最高速までひとっ飛び。最高速もスポーツカーカテゴリーでトップクラス。トラクション性能も高めで、軽やかに急坂を登っていきます。
ハンドリング面はイタリGTOを思わせる動きですが、イタリGTOと比べるとグランドツアラーに寄ったお上品な動き。派手な暴れ方はしない代わりにアンダーステアが強めで、キュッキュッと生き物のように切れ味鋭いコーナリングはできません。風味が似ているからといってイタリGTOと同じ感覚で動かすとアウト側の壁に吸い込まれます。
車高を下げると動きがソリッドになり、コーナーの入りのアンダーステアも立ち上がりのオーバーステアも和らいでコーナリング時の安定感が大きく向上します。スポーツ走行を楽しみたいなら足回りは弄った方が良いですね。スポイラーを変えてダウンフォースを向上させると中高速コーナーの動きが改善され、ここまで弄ると完全にスポーツカーの動きです。優雅なドライブを楽しむか、バチバチにレースを楽しむか、使い方によってチューニング内容を決めましょう。
ボディーの強度はちょい硬め。高速でガツンガツンぶつけても大してボディーは変形せず、走りへの影響も感じません。ただエンジンにはモロにダメージが入って、エンジンはすぐに煙を吹き出すので動力性能はすぐに落ちてしまいます。荒っぽい走らせ方をするならアーマーを強化しておいた方が良いかも。
自分のタイムアタック記録
救急ドリフト 0:52.386
カスタマイズ
スーパースポーツっぽいレーシーなパーツが揃っています。いつもならこれは悪口寄りの感想ですが、この車のパーツはこの車のスポーティー印象を引き立たせるものが多いので、今回は半分くらい褒めてます。半分くらいね。
フロントバンパーはいつものスプリッター類。別項目でカナードもあります。リアバンパーもいつものディフューザー類で、この手の車の基本ラインナップ。
グリルは黒塗りになっている部分をメインカラー適用に変更できます。つまり、グロッティのエンブレムの部分を黒く塗ってモデルと同じようなフロントマスクにすることはできません。GT750もこのモヤッとする処理でしたが、フェラーリに怒られないようにするためには絶対に譲れない予防線なのでしょう。
ボンネットはそこそこに種類があり、中央が盛り上がってインテークが付くものや、エンジンが見えるように中央部が透ける加工などが用意されています。どれも結構個性的で印象がしっかり変わりますね。
フロントフェンダーの項目でフェンダー部にサイドダクトを付けられます。ここもそこそこ種類があって、割と個性が出て楽しいです。サイドスカートはいつもの板系。ミラーはカラー差分のみ。
ルーフはルーフスクープを付けられる他、各種のカラー差分。元が黒なので、メイン・サブカラー適用にするだけで印象が変わりますね。しかしルーフを取っ払ってスパイダーに出来ないのはかなり残念。マフラーはほぼ色差分と言って差し支えのないラインナップ。
スポイラーはリップスポイラー、そこそこの大きさのスポイラー、GTウイングが用意されています。トランク部の黒塗りはどうやっても外せないので、そこも込みでデザインを考えましょう。
サスペンション変更による車高の下げ幅はまぁまぁ。元がそんなに高くないのでそこまで下がらないですが、ビタッと低くなって非常に美しいフォルムになりますね。どうせならちょっとだけキャンバーを付けてフロントをツライチにしてくれても良かったかも。
ペイントはメインカラー・サブカラー・トリムカラーが用意されています。サブカラーの適用範囲は純正だとミラーくらいなので、サブカラーを活かしたいならサブカラー適用パーツを使いましょう。
ボディーペイントはストライプ系が多めで、クラシックなレース系、モダンなグラフィティーなどイメージに良く合ったペイントが揃っていて好印象です。
感想
非常に美しいスポーツカーで、走りは申し分なし。カスタムパーツも概ね満足。GT750と同じように、フロントマスクのエンブレムのところが黒く塗れないことにやきもきさせられる以外は非常に良い車です。いや本当にあのエンブレム部分はなんなんですかね。ここ塗れるか塗れないかだけで雲泥の差なんですが。どうしても塗れない事情があると察してあげるべきなのでしょうか笑。
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