栗村アイリ、15歳。トリニティ総合学園の1年生で、放課後スイーツ部に所属している女の子だ。
奇人変人が集まるキヴォトスにおいて、放課後スイーツ部は等身大の女子高生たちが集まる平和な部活だが、アイリはメンバーの中でもとりわけ大人しく、常識的で、「普通」な良い子だ。
しかし、世の中に何もかもが「普通」な人間は居ない。どんな人間も他者とは異なる個性を持っており、個性的な人間と無個性な人間の違いはそれが見えやすいかどうかの違いでしかない。
アイリもまた個性を持つ生徒である。人によって好き嫌いの分かれる「チョコミント味」をこよなく愛する彼女は、チョコミントを連想させるライトグリーンのアクセサリーに身を包み、髪飾りはチョコミントのアイスクリームをあしらったデザインという徹底ぶりだ。もはやチョコミントの神秘を持つ天使か。
あどけない顔立ちと綺麗に整えられたロングヘアーからは幼さを感じるが、身長は160cmと高めで、放課後スイーツ部では一番の長身だ。この可愛らしさで、すらっと立ち上がってみせれば同年代の殆どの子より身長が高いというのは、実に魅力的なギャップと言えるだろう。
しかしアイリの魅力はこれだけではない。多くの先生が見落としているだろうが、アイリの輝きはメモリアルロビーの入りで見られる。
お分かりいただけただろうが?
ソックスの上に乗る太腿の肉。メモリアルロビーの画面では下に隠れてしまう部分に、アイリの個性が光り輝いている。
成長する心と身体で体型が不安定になりがちな思春期。そんな時期、放課後にスイーツを食べ歩く部活に入っていれば、肉付きが良くなるのは当然だ。
美味しいスイーツを食べて得た栄養は、このむっちりとした太腿に注ぎ込まれ、もはやこの脚そのものがスイーツと化している。アイリから漂うチョコやバニラの甘さにミントの清涼感を足した香りは、このジューシーな太腿の味わいをどれだけ引き出してくれることだろうか。
絆ストーリーでは、偶然先生と出会ったアイリが手持ちのスイーツを何も持っていないと申し訳なさそうに言っていたが、スイーツならここにあったのだ。自分の個性とは自分では気づきにくいもの。アイリだけの特別なスイーツがそこにあることを、先生は教えてあげたい。ソックスで締め上げられ跡がついたお肉を、先生によく見せてくれるかな──
関連コンテンツ
こんな文章書かせてください→麻乃ヨルダ、何でも書きます
アイリというキャラクターについて→【ブルーアーカイブ】キャラクター紹介〜「栗村アイリ」
その他の記事→ブルーアーカイブ記事まとめ