ディンカ ベルスは激しい連続ロールや暴力的なまでのスピン、信じ難いほど破壊的な正面衝突にも耐えられるタフなオフローダーです。もちろん、むき出し状態のドライバーは耐えられません。ですが2人乗りなので、相棒とケガをシェアできます。
(Warstock Cache & Carryでの解説)
「カヨ・ペリコ強盗」アップデートで追加されたベルス。自然豊かな孤島を探索するのにこれほど優れたバギーがあるでしょうか?農地を駆け巡る1台を見ていきましょう。
車両データ
メーカー:ディンカ(Dinka)
名称:ベルス(Verus)
分類:軍事
駆動方式:AWD
乗車定員:2人
購入価格:$192,000
モデル車の考察
モデルはArctic Cat Alterra 570ですかね。農作業にもオフロード遊びにももってこいの4輪バギーです。リア周りはPolaris Sportsman 570の要素も見られます。
本来の価格は$192,000ですが、販売直後は通販サイトにて無料で入手することができました。ロックスターからのプレゼントだと思って受け取りましょう。
「サンアンドレアスの傭兵」アップデートで通販サイトから約200台の車両が削除されましたが、この車もリストラの対象となりました。そのため、ロスサントス・カーミーティングの試乗トラックなどでリストアップされないと入手できないレア車両となってしまいました。興味が湧いた人は毎週ディーラー等をチェックしておきましょう(リストラ車両の一覧は【GTAオンライン】欲しいレア車を探せ!〜通販サイトから消されたリストラ車両まとめで)。
走行性能
やや鈍重な4輪バギーですね。あまり性能に期待するもんじゃないにしても、軽快な走りができないのは色々と厳しいところ。
素の性能がやたら低いというか、加速がものすごく鈍いです。こんなに遅かったか?と思ってカヨ・ペリコに置いているベルスに乗ってみたら、そこまでストレスの無い加速。疑問に思いつつ個人車両のベルスをフルカスタムしてみると、カヨ・ペリコのものと同等レベルの加速性能に。他のカヨ・ペリコに置いてある乗り物は販売モデルのデフォルトと同じ性能だったので、フルカスタムで同等のものがカヨ・ペリコに置いてあるベルスはなんだか微妙に詐欺っぽい感じ。
それはともかく、フルカスタム後のストレートスピードは4輪バギーとしてはそこそこ。あくまでそこそこレベルで、ブレイザーアクアやストライダーなどの高級バギーとは比べられるレベルではありません。ライバルはブレイザーあたりですね。つまり、オフロードカテゴリーの最下位争い。
ハンドリング面はかなりキツめのアンダーステア。速度が上がるほどに旋回半径が大きく広がっていき、フルスピードだとかなり曲がりにくくなります。そして、ギャップを踏んだりすると割と簡単にズルっと滑ります。また、ブレーキ性能は重量級トラック並みに悪くちっとも止まりません。この手のATVとしては最重量級の重さなので、この操作性の悪さも致し方なし。
曲がらない止まらないという操作性の悪さに、クラッシュしたら投げ出されるバギーの仕様。オンロードでもオフロードでも遊びにくい1台でしょう。乗れる車両が限られるカヨ・ペリコ内ですらあんまり嬉しくない乗り物ですね笑。っていうかバギーなのに爽快感が無いのが致命的。
ボディーの強度は少々柔らかめで、ぶつけると結構しっかり凹みます。ただ、バギーなのでベコベコ凹むほどぶつけてたら先にプレイヤーが死んでいるので、あまりボディーの強度を気にしても意味がありません。
オフロードでの走りも辛いです。重心がそこそこ高いのでイン側のギャップに乗り上げるとかなり不安定になります。アンダーステアが強い故に思いっきりステアリングを切りながら曲がるのが常なので、大したギャップでなくても油断すると横転しかけるのが罪深いです。
そして、オンロードでも遅いのにオフロードに入った時の速度の減衰も結構大きいようで、オフロードの坂道だと欠伸が出るような遅さです。重くて曲がらなくて安定もしねぇ、チクショウ!
エージェント14に電話すると移動手段としてこの車を持ってきてもらうことができます。ちなみに中身はノーマルっぽいので死ぬほど遅いです。
自分のタイムアタック記録
救急ドリフト 1:12.024、DiRT走行会コース 2:34.620
カスタマイズ
パーツの数は多くありませんが、バッグ類などこの車の雰囲気に合ったパーツが用意されているので問題なし。
グリルガードが用意されていますが、グリルの前に2本のパイプが縦に並ぶだけなのが寂しいですね。マフラーは2本出しにしたり、左右2+2本出しにしたり。
ボンネットの項目ではボンネットの上にシャベル、キャリーバッグ、弾薬箱などを置くことができます。シャーシとサドルバッグの項目ではリアにバッグなどを積むことができ、この辺を使ってレジャー感やミリタリー感を出したりできますね。
メインカラーはボディー全体、サブカラーは車両下部のフレーム部分に適用されます。フェンダー部分などは黒のプラスチックで固定なのであしからず。
ボディーペイントは武装車両用の迷彩ペイントが用意されています。ミリタリー感を強めたいならボディーペイントで。
感想
かなり乗りにくいバギーで走りはだいぶ不満があります。が、価格は安い(というか販売直後だったので無料だった)ので多少は目を瞑りたいところ。ミリタリー系の4輪バギーはベルスだけですし、狭い需要を満たしてくれているのは高評価。逆に、その手の4輪バギーに興味がないというのであればオススメは出来ない1台ですかね。っていうかバギー好きでもこの鈍重な走りに満足できるかどうか……
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