GTA5/GTAオンライン車図鑑「プロジェン T20（Progen T20）」

リベラルなご近所には「低燃費」と「低二酸化炭素排出」が理由でプロジェンを買ったと言いましょう。たとえ本当は、追加パワーを得るためだけに電気モーターとツインターボチャージャー付V8エンジンが接続されているのだとしても。バスタブの中のトースターのように、これは新旧技術の危険な融合と言えます。真の意味で、革新的であれ。

（Legendary Motorsportでの解説）

「ダーティマネー・アップデート」Part2で追加されたT20。F1の世界で培われた技術が惜し気もなく投入された一級品です。1位を取るために作られた1台を見ていきましょう。

車両データ

メーカー：プロジェン（Progen）
名称：T20
分類：スーパーカー
駆動方式：AWD
乗車定員：2人
購入価格：$2,200,000

モデル車の考察

モデルはマクラーレン P1ですかね。スタイリングがとても似ていますし、特徴的なリアの可変ウイングも再現されています。T20という名前もP1を捩ったものでしょう。

ヴィジョーネもP1をモデルにしている車ですが、こちらの方がP1に近い車になっています。ヴィジョーネはP1だけがモデルではないですからね。

後のアップデートでマクラーレン セナをモデルにしたエメラスが登場しました。セナはP1の後継機に位置づけられている車なので、エメラスはT20の後継機なのかもしれませんね。

走行性能

凄まじい直線加速とべったり地面に張り付く安定感。正にスーパーカーらしい走りをしてくれる車です。同価格帯のスーパーカーと比べると、高速域での伸びはやや難がありますが、立ち上がりの加速と最高速では優位に立てるでしょう。

一つ気になるのは旋回性能。オーバーステアはAWDなのでアクセルオンで抑えることができますが、アクセルオンではアンダーステアが気になります。高速コーナーの侵入には気をつけたほうがいいでしょう。

ちなみに、リアウイングが破損して機能しなくなると、若干旋回性能とブレーキング性能が落ちます。なお、この現象はPS3とXbox360では起きないみたいです。

カスタマイズ

外観を変えられるのは数種類のエアロパーツだけで、それらも割りと地味なパーツなので、外観は純正の状態から殆ど変えることができません。メインカラーとサブカラーのコントラストで印象を変えましょう。

車両取引のビジネスではトップレンジ枠の車で登場するので、そこでカスタマイズを試したり試乗したりするのもいいでしょう。

感想

オンラインの個人車両では初の200万ドル超えとなった車両で、X80が登場するまで最高額の個人車両でした。ただ、同時期に登場したオシリスと比べると、カスタマイズの幅の狭さや、走りの安定感で劣るため、人気はオシリスに持って行かれてしまいました。

自分もこの車は好きですが、カスタマイズ殆どできないし、車両取引で散々乗ったしで、ガレージで埃を被りがちです。たまに引っ張り出してみると、速いし乗りやすいし、リアウイングの動きを眺めているだけでも楽しい車なんですけどね。

小ネタ

車両取引のビジネスでこの車がターゲットのとき、1部のパターンでは何故か左のドアが取れていることがあります。これは修理代に反映され、何もしていないのに2000ドルほど持っていかれます。ひでェ。

モデル車について

マクラーレン P1

マクラーレングループのロードカー部門であるマクラーレン・オートモーティブが送り出したハイパーカー。3.8LのV8ツインターボに、「IPAS」と呼ばれるハイブリッドシステムが合わさり、パワーは900馬力を突破。他にも、可変式のリアウイングによって空力を操る「DRS」、リア内輪にブレーキをかけて旋回能力を向上させる「ブレーキステア」など、F1で得たノウハウを元に、様々な電子制御システムで武装されている。P1が誕生したその後、マクラーレン F1 GTRの誕生20週年を記念したP1 GTR、P1 GTRをベースとした特別モデルP1 LMが登場した。

フォトギャラリー

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