ブラヴァドのガントレットレトロをご覧ください。今とは違う時代の車です。しかし、だまされてはいけません。時代遅れになってしまった部分などどこにもないのです。土俵に立ってしまった愚かなレーサーに聞いてみれば分かります。この車の素晴らしさを教えてくれるでしょう。
これぞ、マッスルです。それ以外はただの脂肪にすぎません。(ロード画面での解説)
この世は、筋肉に始まり、筋肉に終わります。厳密に言えば、あなたにも筋肉はあります。そして登場するのは同級生だったあの人です。日焼けスプレーで浅黒くした肌のセルフィーをスナップマティックに投稿するあのナイスガイ。ブラヴァド ガントレットはついさっき、そいつを喰らうように乗せました。加圧されたプロテイン・シェイクでそいつを流し込み、ドライブインで彼のママの腰に腕を回して圧倒したのです。これが筋肉と言うものなのです。それ以外のものは全部、ただの脂肪でしかありません。
(Southern Sanandreas Super Autosでの解説)
「ダイヤモンドカジノ&リゾート」アップデートで追加されたガントレットレトロ。時代に挑戦し、見事に信頼を勝ち取ったマッスルカーです。ポニーカーの手本となった1台を見ていきましょう。
車両データ
メーカー:ブラヴァド(Bravado)
名称:ガントレットレトロ(Gauntlet Classic)
分類:マッスルカー
駆動方式:FR
乗車定員:2人
購入価格:$615,000(調達ミッションでこの車を選択して「カジノ強盗:フィナーレ」をクリアで$461,250に割引)
モデル車の考察
モデルはダッジ チャレンジャーの初代ですかね。流石にリアの造形など細かいところは改変されていますが、殆どモデルそのままという再現度の高さ。パッと見だと「実車か!?」と思わされる再現度ですね。
後のアップデートでベニーズ仕様のガントレットレトロ・カスタムが登場。こちらはダッジ チャージャー デイトナ及びプリマス スーパーバードがモデルのような車となっており、ガントレットレトロとはまた別の魅力を放っています。
ボディーペイントの元ネタ
「黒のブラヴァド」は、1970年式のダッジ チャレンジャーT/Aがモデルだと思われます。ペイントを見せるためにボンネットは変えていませんが、ボンネットをカーボンにするとより元ネタに近くなりますね。(画像)
「RIGID ROCKET」は、ドラッグレースで活躍したBilly The Kidのチャレンジャーがモデルだと思われます。(画像)
元ネタというわけでもないですが、「Nokota」は、名前の通り同ゲーム内の飛行機ノコタを参照しているペイントで、ノコタにも同じようなペイントが存在します。
走行性能
これくらいの古いマッスルカーというとハンドルを曲げたらオーバーステアでズルズルなのが常ですが、ガントレットレトロの挙動はニュートラルで落ち着いています。オーバーステアが出るのは一気に荷重移動をさせた時くらいで、普段はむしろ弱アンダーステアぐらいの動きでしっかりグリップします。
最高速は高めで加速性能も良好。マッスルカーカテゴリでもかなり高性能な部類に入る車で、特に乗りやすさの面が評価できますね。あんまりマッスルカーらしくはないかもしれませんが。
カスタマイズ
パーツはマッスルカーらしいサイド出しマフラーやエンジン剥き出しのボンネットにビニールルーフなど、豊富に揃っています。
中でも注目なのはチャレンジャーの兄弟車であるプリマス バラクーダを思わせるグリルとスポイラー。特にチャージャー デイトナやプリマス スーパーバードを思わせる巨大ウイングも用意されているのが素晴らしいですね。
ボディーペイントも豊富に揃えられていて、シンプルなストライプ系やストックカー風のものなどガントレットレトロに合ったデザインが自由に選べますね。また、レッドウッドガントレットを意識するかのようにレッドウッドのペイントが用意されているのもマル。
感想
GTAオンラインでは幾多の追加車両が登場してきましたが、この車ほどモデルの再現度が高くカスタマイズも充実した車はなかったのではないかと思うくらい作り込まれた車ですね。マッスルカー好きのプレイヤーにとってはこれ以上無い車ではないでしょうか。手放しでオススメできる1台ですね。
全ての車がガントレットレトロくらいのクオリティになってくれると嬉しいなと思う反面、ここまでモデルに似てるとライセンス獲らなくて大丈夫?ともちょっと思ったり(絶対ライセンス獲れないだろうけど)。メーカーに怒られない程度にクオリティを高めていってほしいですね。
フォトギャラリー
モデル車について
ダッジ チャレンジャー(初代)
1960年代のアメリカでは、フォードのマスタングや、シボレーのカマロなど、手頃な価格のコンパクトスポーツは「ポニーカー」と呼ばれ人気を博していた。そこで、ダッジはポニーカー市場に参入するべく1970年にチャレンジャーを発売。この時既にポニーカー市場は下降線を辿っていたが、美しいスタイリングと卓越したパフォーマンスを持ったチャレンジャーは若者を中心に人々に愛され、5年間で16万5千台のセールスを記録した。中でも人気があったのはトップモデルの「R/T」と特別モデルの「T/A」。T/Aはトランザムレースのホモロゲーション取得のために少数生産されたモデルで、たった2500台しか作られなかったため今でも希少価値の高いモデルとしてコレクターに注目されている。
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