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GTA5/GTAオンライン車図鑑「ヴァピッド ペヨーテガッサー(Vapid Peyote Gasser)」

投稿日:2019年12月2日 更新日:

まったく新しいヴァピッド ペヨーテガッサーがあなたをレトロな世界へと誘います。アンティークなスタイルで、獣のようなうなり声をあげる昔ながらのエンジンを搭載したこのマシンには、確かに繊細さに欠けるという欠点があります。ですが、それ以外のあらゆるものを兼ね備えているのです。

(ロード画面での解説)

50年代のドラッグレースは、今より単純なものでした。戦後のオープンカーのエンジンを大幅に改造し、車高を上げて、街中へと乗り出したのです。まあ、車の前部分が開いたパラシュート以上に空気抵抗を受けていたため、重心移動は上手くできず、時速240km以上で走ったときの生存率は非常に低かったようですが。史実に基づくために、代償は付き物です。

(Southern Sanandreas Super Autosでの解説)

「ダイヤモンドカジノ&リゾート」アップデートで追加されたペヨーテガッサー。如何にして車のエンジンパワーを路面に伝えるか、先人が出した答えはシンプルでした。真っ直ぐ走ることだけを考えた1台を見ていきましょう。



車両データ

メーカー:ヴァピッド(Vapid)
名称:ペヨーテガッサー(Peyote Gasser)
分類:マッスルカー
駆動方式:FR
乗車定員:2人
購入価格:$805,000

モデル車の考察

ベースのペヨーテに特殊な改造を施した車両ですが、この改造スタイルはガッサー(ギャッサー)スタイルと呼ばれるもので、アメリカの代表的なカスタムスタイルの1つです。ガッサースタイルの車は既にブレイドが登場していますが、ペヨーテガッサーはより極端なガッサースタイルとなっていますね。

ガッサースタイルというのは1950年代後半にアメリカで生まれた改造スタイルで、短距離の直線を走るドラッグレース用の改造法でした。当時の技術でドラッグレースに強い車を作るにはどうしたらいいかと考えた結果、ボンネットからはみ出すほどの巨大なスーパーチャージャーでパワーを上げ、パワーを受け止められるようトラック用のリアアクスルと巨大なスリックタイヤを装備し、リアに荷重をのせるためにフロントの車高だけを上げるこのスタイルに行き着いたわけですね。単純明快!

「サンアンドレアスの傭兵」アップデートで通販サイトから約200台の車両が削除されましたが、この車もリストラの対象となりました。そのため、ロスサントス・カーミーティングの試乗トラックなどでリストアップされないと入手できないレア車両となりました(リストラ車両の一覧は【GTAオンライン】欲しいレア車を探せ!〜通販サイトから消されたリストラ車両まとめで)。

走行性能

設定からして直線番長な車なので、実際の走りもしっかり直線番長です。凄まじい癖の強さですが、むしろ期待通りの走りと言えるでしょう。

巨大なリアタイヤのおかげでトラクション性能は高く、加速性能はかなり高いです。最高速も伸びるのでマッスルカーの中では最高クラスのストレートスピードを楽しむことができます。

問題はコーナリング面で、何しろ前輪と後輪のグリップ力の差がありすぎるので高速域では驚くほどのアンダーステアが出ます。ちゃんとハンドルを切っているか分からなくなるほど曲がらないので、コーナーに入る時は減速しすぎなくらいスピードを落としておきましょう。サイドブレーキで後輪をロックさせてもスライドが始まらないので、ブレーキでしっかり減速するしか手はありません。

幸い、ブレーキ性能は高いほうなので早めにブレーキを掛けておけば突っ込みすぎにはなりません。コーナーの入りは子猫ちゃん、立ち上がりはライオンにでもなる気分で超立ち上がり重視のラインをとりましょう。

カスタマイズ

外装パーツの数は多いですが種類は多くありません。マフラー、グリル、ボンネット、ロールケージ、ルーフに限定されています。元から大改造されている車なのでパーツが限定的になるのは仕方ないですね。

それらの項目にはペヨーテガッサーに合ったパーツが用意されていて、定番のバグキャッチャーは勿論、ロールケージの装着やルーフの取り外しなどが出来ます。競技車両っぽく安全性を高めたり、人命など知らんと言わんばかりに軽量化をするのもいいでしょう。

ボディーペイントはレトロなドラッグレースマシンを思わせるものが多めで、あとはファイヤーパターン、星条旗、錆ペイントなど。これまたペヨーテガッサーのキャラクターに合ったペイントばかり用意されていていいですね。

感想

ベニーズの店舗内にペヨーテが置いてあるので、「ペヨーテのカスタムカーが登場するのではないか!?」と言われ続けてきましたが、長い月日を経て噂が真実になりました。登場するとしたらベニーズ系の車両で出るのではと思われていましたが、南SAスーパーオートで販売が開始されました。ベニーズはグリッチ問題の温床となっていたこともあり、やはり今後もベニーズ系の追加車両は来ないのでしょうか。

(追記:とかなんとか言ってたら「ロスサントス・サマースペシャル」アップデートで新しいベニーズ車が出ただけでなく、ペヨーテのベニーズカスタム版まで登場!まさかのサプライズでした)

価格は80万ドルとマッスルカーの中でもかなり高めです。性能面から考えると80万ドルの走りではないと思うので、独特なスタイルのアメ車に価値を感じる人が買うべきでしょう。



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ベース車両→ペヨーテ

ガッサー繋がり→ブレイド

他の星条旗カラーにできる車両→【GTAオンライン】インデペンデンス・デイ記念!〜星条旗ペイントが用意されている乗り物まとめ

これまでのGTA5/GTAオンライン車図鑑まとめはこちら



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