この記事は、シャーレの先生と「寝た」女生徒の姿を赤裸々に記録したものである。今回は便利屋68の課長、「鬼方カヨコ」の痴態を暴き出す──
（本当にただ一緒に寝ただけです）
二人だけの年越しデート……
事件は正月カヨコの絆ストーリー2話で見られる。「いつも年越しは何してる？」から始まった会話で、カヨコは「今年の年越しは、一緒に除夜の鐘を聞きに行かない？」と先生を誘いだす。
なんと強かな女であろうか。「年越しを一緒に過ごす」、つまり「一年の終わりと始まりを二人きりで迎えた女」のポジションを取ろうとしているのだ。普通、年越しの瞬間を二人きりで過ごすのは、家族や親友、恋人といった特別な関係の人間とである。ただのイチ教師とイチ生徒の関係でそんな特別な時間を過ごすことは無い。
これが成功すれば、カヨコはこの一年「私は先生と二人で年越しをしたから」と他の生徒たちにマウントが取れる。どこの誰が先生にちょっかいをかけようと、「先生にとって（一年の）最初（に出会った）の女」というポジションに立てる。これはライバルたちに大きなアドバンテージを取れる強カードである。ちょっとお時間をいただくだけとは訳が違うのだ。
そして大晦日、二人は除夜の鐘を聞くため、わざわざ電車で1時間以上かかる下町に向かう。除夜の鐘を聞くためだけにそこまで遠い神社を選ぶのは少々不可解だ。なぜそこまで遠い場所を選んだのか？恐らく、シャーレから物理的に距離を取り、ライバルが二人の年越しデートに気付いたとしてもすぐには邪魔しに来られないロケーションを選んだと思われる。もしお邪魔虫がカヨコの策謀に気付いたとしても、十分な時間稼ぎができるわけだ。
カヨコと先生は山中の神社に足を運ぶ。道中、カヨコが「聞いてた話よりも遠い……」とすっとぼけつつ、二人が神社に到着すると、参拝客で賑わっているはずの神社はもぬけの殻。
そこに居た管理人曰く、今年は鐘を吊るす鐘楼の修繕で除夜の鐘は中止になったという。参拝客は地元民が殆どなので、広く告知もしていなかった。仕方ないので帰ろうとすると、今度は駅で終電が既に終わっていた。いつもなら参拝客のためにこの時間まで動いている電車も、除夜の鐘が無くなったことで通常通りの時間に運転を終了してしまったのだ。
なので、カヨコと先生は始発が動き出すまでの間身動きが取れなくなってしまった。ここまでお読みの方なら既にお察しの通り、全てカヨコの計算通りである。大晦日に郊外で二人きりになり、下調べ不足と言い張り誰も来ない場所で先生を独り占めする。深夜の駅の待合室で教師と生徒が二人、何も起きないはずはなく……
一晩を過ごし、ようやく始発で帰ってこれた二人。もう既に十分すぎるほど先生との時間を堪能したはずだったが、事件はここで起きた。
カヨコはこれから便利屋の事務所に帰るには遠いので、近くのシャーレで寝ていくというのだ。しかも、先生もシャーレで一緒に寝る前提で、オススメの音楽を教えてくれるという。イヤホンを共有するのか、それともスピーカーか、どちらにせよ音楽を共に聞ける距離感での睡眠。つまり、そういうことだ。
教師として流石にそれは不味そうな気もするが、先生はすんなりカヨコを受け入れた。生徒ではあるが、カヨコとは駅で数時間冷えた身体を温めあった関係。そもそも年越しを二人で過ごしたい関係なのだから、もはや勝負はこの絆ストーリーの前に決まっていたのかもしれない。そうして二人の姿は早朝のシャーレに消えていったのであった……
みんなも引こう！
誤解なきよう、カヨコはこんなことで策謀を巡らすような子じゃありません！打算で動くようなやらしい子ならそもそも便利屋に入ってません！ぽんこつアルちゃんの補佐なんてしてません！
それはそれとして、カヨコが先生と二人きりの年越しをしようとしたのと、シャーレで先生と一緒に寝たことだけは否定しようがない事実です！大丈夫なんですかその距離感！ブルアカが全年齢向けじゃなかったら、暗転の後にいかがわしいスチルが出るところでしたよ！この人妻みてぇな着物でそれはエ駄死です！助けてコハルちゃん！
猛烈な彼女感を醸し出してくる正月カヨコ、みんなも引こう！
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カヨコというキャラクターについて→【ブルーアーカイブ】キャラクター紹介〜「鬼方カヨコ」
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